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2020.10.20
ピアノの気持ち
先日本屋さんに立ち寄った際に絵本コーナーを覗いてみたら、音楽に関する絵本がたくさん並べられていました。普段絵本コーナーを覗くことなどないのに、まるで呼ばれたような気持ちになりました。
一通り絵本に目を通してみて、その中から生徒さん達にも読んでもらいたいたいな、と思った本を二冊ほど購入しました。
今日はその中の一冊「メロディ だいすきなわたしのピアノ」をご紹介します。
本の詳しい内容は控えますが、主人公の女の子がお誕生日にピアノを買ってもらうことから物語が始まります。女の子はピアノに「メロディ」と名前を付けピアノと共に成長していく様子が描かれています。
私がこの絵本を生徒さんに読んでもらいたいと思ったのは、絵本の中のピアノには感情があって、女の子に「メロディ」と名付けてもらったことを喜んだり、女の子がたくさん練習すればもっと良い音を出してあげようとしたり、しばらく練習してくれないと悲しんだり、ピアノの視点からも描かれている点が面白いなと感じたからです。
ピアノをただの物として扱うのではなく、友達のように大切に接する気持ちがとても素敵だな、と思いました。
普段から自分のピアノを大事に使ったり、一生懸命練習したり、ピアノが大好きと思いながら弾いているとピアノにもその気持ちが伝わって良い音を響かせてくれるかもしれませんね。
私も毎日レッスン後には今日もありがとう、と話しかけながらピアノを磨いています。
今回購入した絵本は教室に置いておきますので、生徒さん達は是非読んでみてくださいね。
今度の日曜日は教室でのおさらい会です。急に寒くなってきたので風邪などに気を付けながら今週はたくさんピアノと向き合っていきましょう!