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2021.09.24

おさらい会に向けて

 まだまだ日中の気温は高いものの、鈴虫の鳴き声が聞こえてきたり、金木犀の香りが漂ってきたり、秋を感じられる季節となりました。
芸術の秋、とも言われるようにじっくりと音楽を聴いたり、自分の演奏に向きあって練習に没頭するのに秋の爽やかな空気感はぴったりですね。

教室では1カ月後に控えたおさらい会に向けて、生徒さんそれぞれに頑張っています。
今年も7名程度の少人数のグループに分けて実施する予定です。
初めて参加する生徒さんも多く、みんな楽しみにしてくれているようですが、すごく緊張するー、と今からドキドキしている生徒さんもたくさんいます。

人に自分の演奏を聴いてもらったり、他の生徒さんの演奏を聴くことが良い刺激となって、普段のレッスンへの取り組み方にも良い影響があるといいな、と思っています。

まだ曲の最後まで仕上がっていない生徒さんもいてハラハラしていますが、1か月後のおさらい会を楽しんでもらえるように私も叱咤激励しながら生徒さん達と頑張っていきたいと思います。

2021.08.23

夏休みもそろそろ終わり

 夏休みも間もなく終わりですね。
坂戸市の小中学校は今週の金曜日が始業式のようです。
生徒さん達に学校の宿題は終わった?と聞くと7月中に全部終わらせた!と得意気に話してくれる生徒さんも居れば、まだ終わってない、と焦っている生徒さんも。笑
私自身のことを振り返ってみても、新学期が始まる前日の夜中まで理科の自由研究のまとめをしていたり、結構ギリギリ派だったのでまだ宿題が終わってない生徒さんの気持ちはよく分かります。新学期に何とか間に合うように、陰ながら応援しています!

この夏休み中に2学期の音楽の授業に向けて、ピアノ伴奏の準備に取り組んでいた生徒さんが5名ほどいました。
中学生は夏休み前にオーディションがあり、秋の合唱コンクールの伴奏者に選ばれた生徒さんは夏休み中に伴奏を仕上げるため、レッスン回数を増やしたりしながらかなり熱心に取り組んでいました。伴奏の難易度もかなり高く、夏休みに入った頃は弾けるようになるのか心配していた生徒さんも、今では難なく弾けるようになり、部活や塾で忙しい中本当によく頑張ったと思います。学校が始まって、歌と合わせるのが楽しみですね!
また小学5年生の2人の生徒さんは2学期の音楽の授業で合奏をする予定で、そのピアノパートの練習を普段のレッスンの合間に取り組みました。他の楽器と合わせて演奏する場合、自分の都合で止まったりすることはできませんから、かなり念入りに練習が必要です。2人ともいつもより時間のある夏休み中にたくさん練習をして、譜面を見ないでも弾けるまでに上達しました。これで2学期の音楽の時間に、自信をもってピアノを弾くことができると思います。

今月に入って、10月末に予定しているおさらい会の準備も始まりました。選曲に時間のかかった生徒さんもいましたが今は全員曲も決まり、おさらい会に向けてそれぞれが練習に励んでいます。
コロナ感染者数の急増ぶりが気がかりですが、生徒さん達も楽しみにしてくれているようなので、何とか開催できることを願って、私も指導に力を入れていきたいと思います。

~追記~
2学期が始まって早々に、生徒さんや保護者の方から残念なお知らせがありました。
新型コロナウィルスの影響で今年の中学校の合唱祭が中止になった、と。
昨年はコロナ禍でも開催されたので、今年もできるものと思っていたので本当にショックでしたし、何より夏休み中にものすごく頑張っていた生徒さん達の姿を間近で見ていただけに、悔しい気持ちでいっぱいです。
子供たちからたくさんの機会やチャンスを奪っていくコロナウィルス、少しでも早く収束に向かい生徒さんたちが伸び伸びと活躍できる日が来ることを祈るばかりです。

2021.07.23

ショパンコンクール

 日本ではスポーツの祭典であるオリンピックが始まりましたが、ポーランド、ワルシャワでは今月の12日から音楽コンクールの最高峰「ショパン国際ピアノコンクール」が始まりました。

5年に1度開催されるコンクールですが、昨年はコロナ禍により延期となり6年ぶりの開催です。
日本人もたくさん出場していますが、中でも既にピアニストとして大活躍されている反田恭平さんと角野隼人さんが出場していることが話題になっています。
私もお二人の予備予選の様子をyoutubeで拝見しましたが、緊張しているような雰囲気もありながら、お二人の世界観が見事に表現されていて、それぞれのコンサートを聴いているような感覚になりました。
今後10月に本大会がありますが、ファイナルまで出場者の演奏を視聴するのがとても楽しみです。

余談ですが、私は大学4年生の夏休みにショパン音楽大学(当時はショパン音楽アカデミーとかショパン音楽院と言われていました)の夏季講習に参加したことがあります。ショパンコンクールの審査員を務めるような教授にレッスンをして頂けるとても贅沢な講習会でした。
参加している学生たちもとてもレベルが高く、その中の一人はショパン音楽大学への留学を強く勧められ、翌年からショパン音大に留学し、次のショパンコンクールで4位に入賞しました。
夏季講習中に何度か彼の演奏を聴く機会がありましたが、まるでショパンが下りてきたのではないかと思うほどの、神がかった演奏にものすごい衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。それだけショパンコンクールのような権威あるコンクールに入賞できる人の演奏というのは、人に訴えかけるような特別なものを秘めているのだと思います。

コンクールの様子はアーカイブで視聴することができます。
既にプロのピアニストレベルの出場者の演奏をこれだけたくさん聴き比べることができるのはとても興味深いと思います。
私も視聴しながら、無性にショパンが弾きたくなりました。
皆さんも是非ご覧になってみてください。

こちらのサイトが分かりやすくまとまっています。
ontomo-mag.com/article/event/18th-chopin-preliminary20210712/


ワルシャワのワジェンキ公園にあるショパン像


ショパン音楽大学で夏期講習を受けた時に指導して頂いたレギナ・スメンジャンカ先生と。どうしたらこんなにチャーミングに年を重ねられるのか、と感激するほど素敵な先生でした。

2021.06.16

大人の方のレッスン

 発表会が終わり、気が付けば1カ月半ほど経過してしまいました。
発表会前はどうしても本番で弾く曲を中心としたレッスンになってしまい教本の進みがスローダウンしてしまいますが、現在は生徒さんそれぞれが使用している教本とじっくり向き合って、テクニックや音楽的表現を生徒さんのペースで磨いていく時間になっています。言わば次の目標に向けての充電期間ですね。何かに追い立てられていない、マイペースにレッスンできるこの期間を大切にしています。

話しは変わりますが、最近生徒さんの保護者2名の方から「私もピアノを習いたいのですが、大人の方のレッスンはしているのですか?」と立て続けにご質問がありました。
発表会には中学生くらいまでの生徒さんしか出ていないため、子供中心のピアノ教室と思われている方が多いのかもしれません。(大人の生徒さん達にも発表会に出て頂くように声をかけるのですが、皆さん断固拒否されます。笑)

実際には、音楽大学に通う20代の生徒さんから70代の生徒さんまで、年齢層も幅広くレッスンにいらして頂いています。(人数は多くありませんが)
大人の生徒さんの中には、ご自分でもピアノを教えていらっしゃる方が4名ほどいらっしゃいます。皆さんご自分のブラッシュアップのためにレッスンにいらしていますが、レッスンの合間に悩み相談があったり、世間話をしたり、子供の生徒さんとのレッスンとはまた違った楽しみがあり、私自身も色々と勉強させて頂いています。

レッスンの内容は一人一人全く違いますが、ツェルニーやショパンのエチュード等、テクニック系の教本を進めたり、バッハのインベンションや平均律をレッスンしている方もいます。
その上で、皆さんに弾きたい曲を選んで頂いて、現在ですとショパンの「舟歌」、ベートーヴェンの「悲愴ソナタ」、ショパンの「即興曲第1番」、ヘンデルの「オンブラマイフ」、シューベルトの「即興曲第3番」、Xジャパンの「フォーエバーラブ」など、クラシックだけではなく、他のジャンルの曲も取り入れながらレッスンをしています。
音大生は教員免許取得のための授業で歌の伴奏を弾く必要があり、歌いながら伴奏の練習をしています。
クラシック音楽の名曲を、簡単にアレンジした曲が集まった曲集を使用している生徒さんもいらっしゃいますし、私と毎回連弾を楽しんでいる生徒さんもいらっしゃいます。

お好きな曲1曲からレッスンできますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

2021.04.29

発表会を終えて

 4月25日、9回目となる発表会を無事に終えることができました。
東京では3回目となる緊急事態宣言が発出された日でもあり、日々状況が悪くなる一方の中、発表会が開催できるのかハラハラしながら迎えた本番でした。
制限はあるものの、生徒の皆さんを始め、ご家族の皆様のご協力のもと、このような状況の中で発表会を開催させて頂けたことに心から感謝しております。


演奏を聴いて下さる人たちに自分の演奏を贈る気持ちで演奏してもらいたい、という想いから、今年からプログラムに「音楽の贈りもの」と表題を付けてみました。
生徒さんたちのひた向きにピアノに向かう姿、緊張しながらも一生懸命演奏する姿は、多くの方の胸に響き、気持ちが伝わったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

今年は連弾は兄弟姉妹だけの最小限にとどめ、独奏を中心にプログラムを組みました。
流行りの鬼滅の刃の「炎」やYOASOBIの「夜に駆ける」を演奏した生徒さんもいれば、正統派クラシック、ショパンの幻想即興曲、モーツァルトのトルコ行進曲、ドビュッシーの「月の光」、ベートヴェンのエリーゼのために、バッハのG線上のアリアを演奏した生徒さんも、ジブリやディズニーの曲を選んだ生徒さん等、ジャンルも幅広くお聴き頂いた皆様にも楽しんでいただけるプログラムだったと思います。

発表会の最後には、フルート奏者の濱田歩さんをゲストに迎え、フルートとピアノによるミニコンサートをさせて頂きました。

 
発表会に出演した生徒さんと保護者各ご家庭1名様にしか今年は聴いて頂けませんでしたが、皆さん心が潤いました、感動しました、と温かい感想を寄せてくださいました。


私も最後に皆様への感謝の気持ちを込めて、ドビュッシーのアラベスク第1番を演奏させて頂きました。

2年ぶりの発表会となりましたが、やはり人に聴いて頂く演奏というのは格別だな、と感じました。
特に目的も無くレッスンしているだけでは経験できない、緊張感や達成感、悔しい気持ちや憧れる気持ち、たくさんの拍手をもらって嬉しい気持ち、どの生徒さん達も発表会を通して色んなことを感じ取って、また更に成長したのではないかと思います。

来年の発表会は坂戸文化会館の大ホールで予定しています。
状況が改善されて、より多くの方たちに生徒さん達の演奏を聴いて頂けることを願いながら、私も指導に力を入れていきたいと思います。
ありがとうございました。

2021.04.19

発表会リハーサル

昨日は25日に控えた発表会のリハーサルを実施しました。
発表会と同じ会場で、当日の流れや注意事項など確認しながら、お辞儀をする場所やピアノの感触などしっかり確かめてもらいました。

初めて発表会に出演する生徒さんも多く、ステージの上で注目されながら演奏する、という状況にとても緊張しているようでした。
普段は難なく弾けていたのに急に上手く弾けなくなってしまったり、暗譜ができていたと思っていても忘れてしまったり。
他の生徒さんの演奏を聴くことによっても、色んなことを感じたと思います。
自分の思うように演奏ができず悔しく思ったり、もっと練習しないと、と焦りを感じた生徒さんもいると思いますが、そういった経験こそが成長に繋がると思います。

発表会まであと数日ですが、リハーサルをしたことによってさらに生徒さんたちのやる気を引き出せたのではないかな、と思っています。

今週は発表会前の最後のレッスンになりますし、生徒さんたちが発表会で力を発揮できるように私も全力でサポートします!

  

2021.04.12

フルートとの練習

 発表会まで2週間ほどとなりました。
生徒さん達もだんだんと近づく本番に向け、カウントダウンをしている生徒さんがいたり、曲を弾くときの姿勢がいつもより真剣だったり、のんびりと準備をしていた生徒さんが急にやる気を出してものすごく上達していたり、それぞれに頑張っています。

毎年、発表会ではピアノ以外の楽器の演奏家をお招きして演奏を披露して頂いていますが、今年はフルート奏者の濱田歩さんに演奏をお願いしています。
昨日は濱田さんと発表会で演奏する曲の合わせ練習をしてきました。
久しぶりに他の楽器と演奏するのはやはり楽しく、時間があっという間に感じられました。
濱田さんとはフランス留学中に共通の友人を通して知り合い、以来ずっと仲良くさせて頂いているのですが、彼女の明るくチャーミングな人柄が音にも表れていて、フルートの透き通るような素敵な音色を早く皆さんに聴いて頂きたいな、とピアノを弾きながら思いました。

プログラムはリトルマーメードの「パート オブ ユア ワールド」と、「花は咲く」を予定しています。
人数制限の都合上、発表会出演者と保護者各1名様にしか今年は聴いて頂けませんが、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

私自身も発表会の最後に演奏する曲の練習に毎日励んでいます。気持ちは生徒の皆さんと同じです。自分がどんな演奏ができるのか、ハラハラする気持ちもあり、ワクワクする気持ちもあり。

18日はホールでのリハーサルがあります。先ずはリハーサルで自分の思う演奏ができるように、この一週間も一緒に頑張りましょう!


練習にはこんな素敵なピアノスタジオをお借りしました。グランドピアノの他にアップライトピアノも置いてあり、2台ピアノの練習にも、様々な楽器とのアンサンブルにも使えるスタジオです。「ラフィネ横浜ピアノスタジオ」さんです。

2021.03.24

あと1カ月!

 来月の発表会までちょうど1カ月となりました。
4月に会場が使えるのかどうか不透明なまま準備を進めてきましたが、先ほどオルモの担当の方からお電話を頂き、予定通り開催できることになりました。(人数制限や感染予防を徹底しての開催になります。)
先ずは一安心です。

生徒さんによって、もうとっくに仕上がっている人もいれば、間に合うかな~、と心配になってしまう生徒さんもちらほら。
でもまだあと1カ月あると思えば、できることもたくさんありますね!開催できるか分からない状況だと何となくモチベーションも上がりませんが、開催できることが決まったので目標もはっきりしてここから追い上げてくれると信じています。
先ずは4月18日のホールでのリハーサルに向けて一緒に頑張っていきましょう!

今日は坂戸市内の小学校は卒業式でしたね!
今朝からYちゃんは無事に歌の伴奏できたかな、とか当教室に在籍している5名の6年生のことを考えていました。
そうしたら先ほど卒業式を終えたYちゃん(伴奏したYちゃんとは別のYちゃん)とお母さまに道でバッタリ遭遇。正装したYちゃんは何だかとっても大人っぽく、そして晴れやかなお顔をしていました。制限のある中での開催だったと思いますが、お天気も良くきっと素敵な卒業式になったと思います。6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

まだまだ気を付けながらの生活は続きますが、緊急事態宣言も解除され、気温の上昇とともに気持ちも明るくなりますね。
体験レッスンのお申込みも続々と頂いており、新しい出会いに私もワクワクしています。新年度を迎えますし、気持ちも新たに生徒さんそれぞれが楽しく通って頂ける教室作りに努めていきたいと思います。


桜が見ごろのようですね!私はまだ今年の桜を見られていませんが、皆さんはご覧になりましたか?
写真はパリ郊外にある桜で有名な公園です。(parc de sceaux)本当に見渡す限りピンク色でそれはそれは見事でした。留学中は桜の時期になると日本人やフランス人の友人たちとお弁当を持ってお花見をしたものです。


2021.02.22

発表会に向けて

 久しぶりの更新になってしまいました。

現在、緊急事態宣言が発令されていますが感染予防を徹底しながら、通常通り対面でのレッスンを実施しています。
まだまだ制限の多い生活が続く中気持ちも暗くなりがちですが、生徒さんたちとの何気ない会話や笑顔からいつもたくさんの元気を頂きながらレッスンをしています。

現在は4月に控えた発表会に向けて生徒さんそれぞれ練習に励んでいます。
2月に入ってからやっぱり曲を変えたい、という生徒さんが数名いましたが今は全員プログラムが決まりホッとしています。
どの生徒さんも自分の好きな曲や挑戦してみたい曲を選んでいるので、レッスン中に「この曲のこの部分、僕すっごく好き!」と教えてくれたり、曲に合わせて楽しそうに体を揺らしながら演奏していたり、なかなか上手く弾けなかった部分がようやく弾けるようになって嬉しそうなお顔を見せてくれたり、こちらもレッスンをしながら励まされる日々です。

まだ4月に会場が使えるかどうかはっきりしない状況ですが、このまま感染者数が落ち着き予定通り発表会が開催できることを祈るばかりです。


先日、生徒さんが中にメッセージが書かれた綺麗な折り紙をくれました。絵もとっても上手!発表会、一緒に頑張ろうね♪

2021.01.02

ニューイヤーコンサート

明けましておめでとうございます。
本年が皆さまにとってより良い年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
今年もよろしくお願い致します。

2021年のお正月はいつもとは違う静かなお正月を過ごしている方が多いと思います。
私も特に外出の予定もなくのんびりとしたお正月です。

皆さんは毎年新年にオーストリアのウィーンで開催されるウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートをご存じですか?
世界90ヵ国以上にテレビ中継される世界的に有名な、新年をお祝いするためのコンサートです。現在オーストリアはコロナウィルスの影響によりロックダウンをしておりコンサート等も全て中止、という状況ですがニューイヤーコンサートだけは無観客の中開催されました。楽団員やそのご家族、関係者は連日PCR検査を受け、万全の体制でニューイヤーコンサートに挑んだようです。何としてもコンサートを開催したい、長い歴史のある世界中の人たちが楽しみにいているコンサートを中止するわけにはいかない、という熱い思いがテレビ画面からも伝わってくるようでした。
私が今年のニューイヤーコンサートで最も楽しみにしていたのは指揮者がイタリア人の巨匠、リッカルド・ムーティだということでした。年齢80歳とのことですが、信じられないほど若々しく、姿勢が良く、エレガントな指揮者です。2時間半に及ぶコンサートでずっと指揮を続けるのは相当な体力が必要だと思いますが、最後まで美しい指揮で素晴らしい音楽を届けてくれました。途中、ムーティがテレビカメラに向かって話をする場面があり、その中でとても印象に残っている言葉があります。
「我々にとって健康であることが大切なのは言うまでもありません。しかしそれと同じように心の健康も大切です。私が関わっている音楽というものは心の健康にとって欠かせないものです。音楽、芸術、エンターテイメント等の文化を絶やしてはならないのです。」
ムーティの言葉に私も深く頷いてしまいました。
新型コロナウィルスの出現によって、様々なエンターテイメント、芸術文化は不要不急であると排除されてしまいました。人が集うことがリスクになる病気ですから仕方がないことなのは理解できます。でも一日でも早く人々が舞台芸術やコンサート、美術館や映画館に自由に行ける日が来ることを願います。

ウィーンフィルの楽団員たちの演奏している姿は自信と誇り、歓びに溢れていて、新年らしい華やかなプログラムと相まって見ていてとても晴れやかな気持ちになりました。この演奏を生で聴けたら、見られたらどんなに素晴らしいだろうとも思いましたが、このような厳しい状況の中コンサートを開催し私たちに届けてくれたことに心から感謝したいです。

1月9日(土)の14時からEテレで再放送もあるようです。ご興味がある方は是非観てみてくださいね。


ニューイヤーコンサートでは必ず登場するバレエシーン。こちらを楽しみにしている方も多いと思います。今年は日本人バレエダンサー、木本全優さん(ウィーン国立バレエ団ソリスト)も出演されていました。フランス人デザイナー、クリスチャンラクロワの衣装も華やかで素敵でした。

来年2022年のニューイヤーコンサートの指揮者はダニエル・バレンボイムだそうです。こちらも楽しみです。

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