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2022年02月

2022.02.28

連弾合わせ練習

4月に控えた発表会に向けて、今月の下旬から連弾の合わせ練習が始まりました。
昨年は独奏中心の発表会でしたが、今年は親子連弾6組、生徒さん同士の連弾8組を予定しています。 

親子連弾や兄弟での連弾はおうちで普段から練習できるので、既に形になっていて、あとは表現力がもっと出てくると良いな、というところまできています。

お友達同士の連弾は基本的にレッスンの時にしか合わせる時間がないため、まだまだ仕上がりには時間がかかりそうですが、レッスンを重ねながらお互いの音を聴けるようにして2人で1つの曲を仕上げていく楽しさも感じてもらえたらいいな、と思います。

発表会当日の連弾演奏もどうぞお楽しみに♪

2022.02.13

モーツァルト

 先日、昨年11月に受講してとても感銘を受けたパスカル・ドゥヴァイヨン教授による公開講座に再び参加してきました。
今回取り上げられたのはモーツァルトのピアノソナタニ長調 KV311と、きらきら星変奏曲KV265でした。
ソナタももちろん興味があったのですが、キラキラ星変奏曲は度々生徒さんが発表会で演奏することもあり(今年の4月の発表会でも演奏する生徒さんがいます)、ドゥヴァイヨン先生がどのような解釈をなさっているか参考にさせて頂きたく、今回の講座をとても楽しみにしておりました。



先ず、冒頭でドゥヴァイヨン教授が、大半の人がモーツァルトに苦手意識を持っている、と仰っていました。
譜面だけ見ると一見簡単に弾けるように見えるが、シンプルすぎるが故に本質しかなく、完璧を追求するワークのような曲が多い、と。確かに子供でも弾ける曲が多いですが、大人がモーツァルトを弾くとなると、つぶを揃えて、より音楽的に、と思っても粗が目立ちやすく敬遠したくなります。
だからこそ、子供の時にモーツァルトを勉強することで自分の音に耳を傾けて、全ての音を歌うように弾くことが身に付き、良い練習になるとのことでした。
また、モーツァルトが生きていた時代はチェンバロからピアノへの移行時期でもあり、演奏の仕方にも特徴があります。
イメージとしては、手の重さだけを用いて、指をパラパラと落とすように(ノンレガートのような打鍵)弾き、ペダルは最小限で指で歌わせるような演奏になります。
モーツァルトは前提として、頭の中にオーケストラをイメージして作曲しているので、色あせた演奏にならないように、華やかなヴィルトゥオーゾなイメージが大切、とも仰っていました。

今回もドゥヴァイヨン教授の実演付きで、分かりやすく解説してくださって、打鍵の仕方や指の使い方、ペダルの使い方など、参考になることだらけで大変勉強になりました。
今回の講座で新しく発見したこともたくさんあったので、レッスンでも取り入れながら生徒さん達にフィードバックしていきたいと思います。


キラキラ星変奏曲は私が小学3年生の時に発表会で弾いた思い出の曲です。
こちらはその当時使っていた譜面です。久しぶりにじっくり見てみました。

2022.02.08

久しぶりの本番

 一昨日の日曜日は久しぶりに舞台で演奏する機会がありました。
私の友人が主宰するヴァイオリン教室の発表会で、小学校低学年から大人の方まで7名ほどの伴奏を務めさせて頂きました。
一人で演奏するのとは違って、相手と息を合わせて、音色のバランスを考えて、時にはピアノが誘導していったり、と様々な要素が入り混じって難易度も高いですが、一緒に音楽を作り上げていく感覚があり、とても楽しい時間となりました。
ホールは500席ほどあり、天井も高く、スタインウェイピアノの響きも素晴らしく、私にとっても勉強となる大変貴重な経験をさせて頂きました。

  
伴奏をしていると、演奏者の緊張感や気持ちが伝わってきます。心の中でエールを送りながら伴奏していました。

今回の発表会は別のピアノ教室との合同発表会で、ヴァイオリンの発表の後がピアノの発表だったので、私も客席でゆっくり聴かせて頂きました。
よそのピアノ教室の発表会を聴く機会は今まであまり無かったので、とても興味深く、プログラム構成や進行度合いなど、私にとっても参考になる有意義な時間を過ごさせて頂きました。
小さなお子さんが中心の発表会でしたが、それぞれ個性のある演奏で、そして全員暗譜で演奏していたことに感心してしまいました。

今回の発表会は万全の感染症対策を取り、客席もかなりの人数制限をして実施されました。
当教室の発表会も4月に控えていますが、坂戸市は現在公共施設が全て閉館しており、坂戸文化会館も同様です。
今回、他のお教室の発表会を客観的に観ることができ、改めてステージで演奏できることの大きな意味を感じました。私の生徒さん達にも経験してもらいたい、と強く思いました。
まだ2カ月以上先になりますので、状況が好転していることを願いながら、発表会の準備を進めていきたいと思います。

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