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映画

2020.08.15

映画「羊と鋼の森」

お盆休みも明日で終わりですね。
地域に寄っては明日で学校の夏休みが終わるところもあるとか。
今年は新型コロナウィルスの影響で、いつもとは違う夏休みを過ごされた方がほとんどでしょう。
私もレッスンがお休みだったこの一週間は、家でできることをたくさん楽しみました。

私は映画を観ることが好きなのですが、今年は映画館に足を運ぶことも躊躇してしまうので、最近は自宅のパソコンで映画を楽しんでいます。
この一週間にもたくさんの映画を観ましたが、今日はピアノに関係のある映画をご紹介したいと思います。


「羊と鋼の森」
この映画は2018年に公開され、私も映画館で鑑賞しました。その後改めて観ることは無かったのですが、現在アマゾンプライムビデオで観ることができるので久しぶりにゆっくりと観てみました。
この映画はピアノの調律師が主人公の映画で、調律師の仕事を通して人間の様々な葛藤や苦悩、仕事に対する情熱、人と人との心温まる交流の様子など、美しい映像と共に描かれています。
ピアノを弾くシーンもたくさんあり、ラヴェルの「水の戯れ」、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」、ショパンの「子犬のワルツ」、ベートーヴェンの「熱情のソナタ」等、名曲の数々が情熱的な演奏と共に聴けるのも魅力の一つです。

普段ピアノを習ったり、弾いていたりしていてもピアノの中を見る機会はあまり無いと思いますが、調律師の仕事現場の場面ではピアノの内部が詳細に映し出され、ピアノの中を覗くことができます。また調律師の仕事がいかに繊細で高度な技術と経験が必要な仕事なのかがよく分かります。

たまにレッスン中にピアノのハンマーの動きが気になって、そればかり見ている生徒さんがいますが、この映画を観るとピアノの構造がよく分かって面白いと思います。
普段ピアノとは無関係な方でも、美しい音楽と映像、共感できるような人間模様がたくさん描かれているのでどなたでも楽しめる作品だと思います。
機会があれば是非ご覧になってみてください。

余談ですが、この映画の中で私の母校である武蔵野音楽大学、入間キャンパスのバッハザールが舞台となっているシーンがありました。自分の大学時代を思い出しとても懐かしい気持ちになりました。



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