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2022.07.05
練習の習慣化
すっかり久しぶりのブログ更新となってしまいました。
先週は異常な猛暑日が続き、レッスンに来る生徒さん達も真っ赤なお顔をして体力を消耗している様子でした。学校のプールも気温が高すぎて入れない状態と聞いて、びっくりしました。気温が低くて入れないのは分かりますが、気温が高すぎて入れないなんて、本当に過酷な時代になってしまったものだと思います。
発表会が終わり、少し気が抜けてしまう時期ではありますが、生徒さん達を見ていると発表会をきっかけにしっかり練習習慣が付いて、普段の教材の進みも以前に比べて早くなった生徒さんが大勢いるな、と感じます。
生徒さん達にいつもどうやって練習しているか聞いてみると、幼稚園や学校に行く前に毎朝15分、お夕飯前に10分、学校の宿題を終わらせたらピアノを練習する、など時間やタイミングを決めて、毎日のルーティンに組み込んでいるようです。
ピアノの練習は毎日30分以上とか、1時間以上しないと上達しない、というイメージがあるかもしれませんが、たとえ5分でも毎日積み重ねていけば大きな力になります。特に小学3年生くらいまでの生徒さんが使用しているような教材は短い曲も多いですし、長時間の練習は必要無いと思います。(コンクールに挑戦する、とか将来音楽系の学校に行きたい、となると話は別ですが)
毎日無理の無い練習時間をコツコツ積み重ねていって、少しずつ上達していく嬉しい気持ちが更に練習を頑張る原動力になり、練習時間も自然と伸びて行くのではないでしょうか。
また、時にはいつもの習慣通り練習できない日もあります。それは仕方のないことですが、練習できない日をなるべく少なく、なるべく早くいつもの習慣に戻すことも大切です。
日が空いてしまうとあっという間に練習習慣が崩れてしまって、また元に戻すことも難しくなります。
どんな習慣も習慣化するには最低でも3週間続ける必要があるそうです。
ピアノの練習が習慣になっていない生徒さんは間もなく迎える夏休みにでも、1日5分からコツコツ練習を続ける習慣を身に付けてほしいと思います。
夏休みが終わる頃には、ピアノに触らない日があると気持ちが悪いと思うくらいになっているといいですね。