ブログ
2022.12.05
コンクールへの挑戦
12月に入り寒さも一段と厳しくなってきましたね。
何人もレッスンが続くとのどが乾燥してきて、声が枯れてきてしまうので最近は水分補給を意識的にするようにしています。風邪などの予防にも水分補給は大切ですよね。
今日はコンクールについて、お話したいと思います。
今年は9月から12月にかけて5名の生徒さんがコンクールに挑戦しました。(ブルグミュラーコンクールに4名、JPTAピアノオーディションに1名参加しました)
会場は小平、熊谷、表参道、日吉と多岐にわたりましたが、幸いにも全ての会場に足を運んで生徒さん達の演奏を聴くことができました。
レッスンでどんなに良い状態に仕上がっていても、本番では会場の様子、ピアノの感触、緊張度合いなど、色々な要素が加わっていつも通りに弾けるとは限りません。
後日審査員の方々からの講評を頂けますが、実際に聴いていないと腑に落ちないこともあります。
なので、生徒さんを応援する気持ちも含めてなるべく会場へ足を運ぶようにしています。
また私自身も生徒さん達の演奏を客観的に聴く良いチャンスにもなりますし、他のお教室の生徒さん達の演奏を聴くこともできて良い勉強になります。
今回コンクールに挑戦した生徒さん達はすごい緊張感に包まれながらも普段以上の力を発揮できているように感じました。
自分と同じくらいの年齢の子供たちの演奏からも良い刺激をもらって、それが良い演奏へと繋がるようです。普段とは違う場所に身を置いてみるとまた違った自分を発見できるかもしれません。
コンクールに挑戦した生徒さん達は元々チャレンジ精神溢れるタイプということもあると思いますが、またやってみたい!と口々に言っています。
慣れない場所でしかもたった1回の演奏で評価されてしまうコンクールというのは残酷な面もありますが、精神的にも鍛えられ、様々な場面での適応能力も上がる経験になると思います。
興味のある生徒さんは是非一度でも挑戦してみてください。