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2023.09.03
軽井沢国際音楽祭へ
レッスンがお休みだった昨日は軽井沢まで行って来ました。
一番の目的は軽井沢国際音楽祭のコンサートを聴くためです。
コロナ前は毎年のように楽しみに行っていたコンサートでしたが、4年ぶりに再開された昨年は行けず、5年ぶりにコンサートに出かけることができました。
会場となる大賀ホールの横には池があって外から眺めるホールはとっても美しく、周辺をお散歩するのも毎回の楽しみです。
とんがった屋根が大賀ホールです。
ホール内も自然光の入る素敵なホールで、音響も素晴らしいです。
昨日のプログラムは前半がミヨーやガーシュイン、バーンスタインといった近現代の作曲家の作品でした。
どの作品も初めて聴く音楽で、聴きなれたクラシック音楽とは大分違いましたが、とても新鮮で面白かったです。初めてバスクラリネットのソロ演奏を聴きましたが、音が出ているのか分からないような響きがあったり、不思議な音色がたくさんあり新しい体験となりました。
後半はフォーレとラヴェルという王道なフランス人作曲家の作品。
フォーレのピアノ四重奏は弦楽器の音色はもちろんですが、ピアノの繊細な音色や演奏者の演奏の仕方に注目してしまいます。バイオリン、ヴィオラ、チェロとの掛け合いが見事で音楽に引き込まれました。
ラヴェルの作品はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロにフルートとクラリネット、ハープが加わり、とても華やかで7人全員男性ということもあり、迫力のあるダイナミックな演奏とハープのキラキラ光るような音色にすっかり魅了されました。
2時間ほどのコンサートでしたが、これだけ一流の方たちの様々な楽器の演奏を聴くことができて、大充実の時間となりました。
軽井沢国際音楽祭は9/1~9/4まで開催されていますが、9/4には昨年開館した「軽井沢安東美術館」でのサロンコンサートもあるようです。
エコール・ド・パリの時代にパリを中心に活躍した日本人画家、藤田嗣治さんの作品のコレクションが展示されているのですが、私自身も藤田さんの作品は大好きでフランスのランスにある藤田さんの礼拝堂にも行ったことがあるくらいです。
今までも何度も藤田さんの作品は見てきましたがこれだけ一度に藤田さんの作品を見られる美術館はありませんし、とにかく美術館の中の雰囲気がとっても素敵で、是非色んな方に訪れて頂きたい場所です。
昨日はコンサート前にゆっくりと立ち寄りました。
サロンコンサートはこちらで行われるのでしょう。ピアノは1899年製のスタインウェイだそうです。弾いてみたい!!
美術館内はほとんどの作品の写真撮影が可能だったのでたくさん撮らせて頂きました。
軽井沢に行く機会があれば、是非こちらの美術館に行かれることをおススメします。
子どもでも楽しめる作品もたくさんありますし、大賀ホールからすぐで、公園もありました。
まだまだ残暑が厳しく軽井沢も日中は暑かったですが、コンサートが終わって夕方にはすっかり気温も下がり秋の気配が漂っていました。とんぼもたくさん飛んでいましたよ。
たくさん自然と芸術に触れリフレッシュできたので、今週のレッスンも頑張れそうです♪